109898 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ゆるるん♪

ゆるるん♪

糖尿発覚~半年

■■糖尿発覚~半年■■

2007年10月、疲労感・倦怠感が強くなり、のどが異常に乾く・トイレの回数が
増える、食べているのに痩せる…といった自覚症状を感じた。

『もしかして糖尿病?』と急に不安になる。

また当時、私は簡単な手術を受けたが傷の治りが悪く(当然だけど)
外科の先生に「糖尿の疑いはありますか?」と訊かれ、
「最近、気になる症状があります」というと直ぐに糖尿内科を受診するよう
勧められた。

採血と採尿の結果、2007年12月3日糖尿病と診断される。

血糖値(食前) 325 mg/dl  ヘモグロビンA1c 13.5 %

【合併症が出ていてもおかしくない数値】であること、
【今すぐ食事のコントロールをすること】を告げられる。

あと、いきつけの眼科医があれば紹介状を書くので『眼底検査』をするようにと。
(後日、眼科で眼底検査を受けた。結果は陰性。 3ヵ月後に再度検査を予約する)

発症の時期がわからないがA1cの数値が高いので、高血糖が続いてたというのは
明らかであるが、3年前に同じ病院で娘を出産していたため、
当時の採血や採尿のデータが残っており、それらを見た感じでは
妊娠~出産の期間は問題なかったと思われる。というのが先生の説明だった。
薬・インスリンの処方はせず、まず食事のコントロールを1ヶ月して
その結果で今後の治療を進めていきましょうと言われる。

病院の売店で糖尿病の食品交換表を購入し、栄養指導教室と会食を受講する。
3日間の食事の記録を書き、それを管理栄養士の先生に評価してもらうのだ。
この時すでに自分が糖尿であることを自覚しているので、
野菜中心のメニューであったが、摂取カロリーが1000kcal/日程度しかなく、
これではリバウンドし易い事、網膜にも影響を起こす危険があること等を
指摘された。
そして、一日の摂取カロリーは『1400kcal』1食あたり『5.8単位』と指示される。

ここから私の食事制限の日々が始まる。
過去にもダイエットをしたことがあり、その時の要領で自己流ではあったが
食事日誌をつけることにした。
食べた時間、食品、量(またはカロリー)、単位などを書いていく。
あえて体重は書かないことにした。
ダイエットが目的ではないことと、いずれくる停滞期に多分イライラして
しまうだろうと思ったので。

こんな感じで病院から指示された「食事」と「運動」(ウォーキング30分程度)は
結構効果があったようだ。

■2008年1月の定期検診の結果■
血糖値(食前) 83 mg/dl  ヘモグロビンA1c 8.0 %

中性脂肪は半減し、尿糖・蛋白・ケトンも(-)または(±)となった。
A1cが8.0まで落ちているので薬は使わずにこのまま様子をみることになる。
『糖尿病健康手帳』を貰い、先生が経過の欄に前回と今回の数値を記入してくれた。
この日から担当の医師が糖尿内科の先生になった。

1度の会食では不安があったため、1月も栄養指導を予約した。
また3日分の食事記録を持参して栄養指導を受けたが、管理栄養士の先生が
この数値を見てとても評価してくれた。
それまでかなり必死で食事に気をつけていたので…味見すら同居の母に頼んでいた。
もちろん3回の食事以外に間食は無し。初回の診察で先生から
「当面果物は食べないで下さい」と言われたので果物も無し。

それでも管理栄養士の先生に相談したら、果物も摂って見ましょうと
言ってくださり、この日から1日1単位の範囲内で食べてみることにした。

■2008年2月の定期検診の結果■
血糖値(食前) 96 mg/dl  ヘモグロビンA1c 6.4 %

先生は「A1cが6.4ですが、13.5からのスタートですからね。コントロールが
順調な証拠です。この調子で続けてください。次回は6週間後に検診します。」と。

食事内容は日記を振り返っても、まだこの頃はかなり真面目である…
果物は相変わらず1単位以上摂ったことはないし、嗜好品も摂取した記録がない。
だけど3回目の定期健診を迎える頃には、それまで凄く我慢していた【嗜好品】に
手を出してしまう。

■2008年4月の定期検診の結果■
血糖値(食前) 89 mg/dl  ヘモグロビンA1c 5.0 %

やっとA1cが目標の5.8をきりました~♪ 
これには先生も「正常値になりましたね~」と褒めてくださいました。
そして「今の食事制限はきつくないですか?今の状態を維持できそうですか?」と
訊かれ、ちょっとドキッとする。(嗜好品を食べ始めていたので)
次回の検診は8週間後。

この頃になると、それまで着ていた洋服が…特にウエストが合わない。
体重は糖尿発覚時から20kg程度落ちていた。…まぁ、それだけ太ってたんだけど。
近所のおばさんやら、知り合いの人たちがどんなダイエットをしているのかって
質問してくる。
素直に「糖尿なんです」って告白しにくいから「食事制限と運動で頑張ってます」
なんて言ってる自分がちょっと情けない。

■2008年6月の定期検診の結果■
血糖値(食前) 93 mg/dl  ヘモグロビンA1c 4.8 %

A1cが上がっていない。実は前回の検診から毎日…否、毎食と言っていいほど
何かしら嗜好品を口にしていた。自分の自制心が緩んでいる証拠。
だから多少は数値が上がっているのではないかとどきどきしていたのだ。

ここでもう一度自分を奮い立たせて、あの食事制限を始めた頃のように
気持ちを引き締めればいいのだが、そんなに意思が強いわけでもなく…
次回の検診まで様子をみてみることにする。

糖尿と診断されてから半年が経過した。当時の体重と比較すると30kg近く落ちた。
恐れていた停滞期も経験した。1ヶ月は体重が変化しなかった。
(逆に1kg位増えたりして)前にも書いたが、ダイエットが目的ではないのだが、
さすがに1ヶ月も変動しないと焦りがでてくる。次回はまた8週間後。


© Rakuten Group, Inc.